黒い辺縁歯肉
これはメラニン色素沈着どころではなくもはや「Metal Tatoo」といえます。
歯肉に入り込んだ黒い金属粒を除去してからクラウンを再製作。
ピンクの歯肉が蘇りました。
これはメラニン色素沈着どころではなくもはや「Metal Tatoo」といえます。
歯肉に入り込んだ黒い金属粒を除去してからクラウンを再製作。
ピンクの歯肉が蘇りました。
術前術後の歯と歯肉です。
このケースもブラッシング、マージンフィット、カントゥアーが不適切であったためそれらを修正しました。クラウンを全部で10数本作り替えました。左が術後、右が術前です。
ところが半年後のリコールで、そのうちの1本だけ左上犬歯の歯肉が退縮したのを発見しました。患者さんが再発を恐れて一生懸命歯磨きしたのはいいけれど少し力が入り過ぎたことと、歯ブラシの方向が適切ではないようです
歯磨き圧や方向、歯ブラシの選択を見直しました。1ヶ月後、大分改善しました。やはりそれらが原因となっていたのでしょう。時間を追えばもう少し回復する余地がありそうです。
同じようなケースで、左が歯肉退縮、右下が回復。適切な歯磨き圧にコントロールできればこんなによくなる可能性があります。
プラークコントロール、マージンフィット、クラウンのカントゥアーに問題があった上顎前歯の修復です。
正中の歯冠乳頭部歯肉に注目ください。セット直後、2年後、3年後、6年後。いわゆるブラックトライアングルを埋めるように歯肉がせり上がってきています。
「補綴はセット直後が最高。悪くなることはあっても良くなることはない」という言葉はあてはまりません。