院長ブログ

11JUL

根分岐部病変新分類&プローブ

2024年07月11日
根分岐部病変の診断や評価は デンタルXーP  に見るように近遠心方向が主ですが、方向を変えて頬舌的に見るとガラリ変わってきます。
根分岐部のみえ方2.jpg
分岐部内部の骨欠損の形が重要と考えます。そこで上顎根分岐部病変3度を3パターンに分けてみました。F3-Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ  さらにⅡ-m、Ⅱ-d(近心か遠心か),Ⅲ-B,Ⅲ-P(頬側か口蓋側か)
IMG_7161.jpeg
しかしこれを測るためのプローブですが、通常のプローブでは斜めにしか入れられず歯根内側のポケットは計測できません。そのため屈曲してコンタクトポイントを避けることができる FVプローブ(ファーケーションバーティカルプローブ)を考案しました。
IMG_7162.jpeg
課題はメモリのレーザーマーキングです。これを製品化してくれる会社はないものでしょうか?

カテゴリ

このページの先頭へ戻る