22MAR
筋電計使用の集積結果から
2023年03月22日
口腔内に力の兆候があったとき、それが過去の結果なのか現在進行中なのかはわかりません。すぐにナイトガードの使用を勧めるのではなく、筋電計を使用してもう少し客観的に知ることは有効だと思います。サンプル数が増えてきたので加えてみました。
口腔内や自覚症状等に何かの兆候が見られるから筋電計を試してみた人たちばかりだから当然のことのように4回/hは超えるのですが、並外れて回数の多い人とかか、(以前聞いたことがあるように)ブラキシズムでは自分の体重の何倍もの力を発揮することがある、、、というような症例は141名の中では見つかりませんでした。
そして大半の人の結果はあるエリアに収まっていることがわかりました。
また、ナイトガードを使用することで噛み締める力や回数が減弱するばかりではなく、むしろ増加することも半分弱の患者さんで見つかりました。
ナイトガードは長期間にわたって漫然と使用するものではなく、患者さんに応じた使い分けが重要ですね。