10NOV
歯科技工のデジタル化
2022年11月10日
そう遠くない将来必ずやってくる歯科技工士の枯渇に大きな不安を覚える上、金属代が補綴物の保険点数より高いなんてゆう馬鹿げたことになっている時代、歯科技工のデジタル化、メタルレスには大きな期待を寄せている者の一人です。
その一方で数年前から、適合がメチャメチャ悪いCAD/CAM製だという補綴物が入れられて?いる患者さんの口腔内をたくさんみてきたなかでこれを担当した歯科医はどんな顔して患者さんのお口の中にこんなのをセットいるのだろうかと憤りをおぼえてきました。そうしてCAD/CAMへの嫌悪感は募るばかりでした。当然、私の臨床には無関係なものとしてシャットアウトしてきたので、そうした情報には全く興味も無関心もありませんでした。 今日、ホントは冷やかし半分のつもりでメーカーの体験会というのを覗かせてもらったところ、概念がかなりかわりました。私の知ってたものとは異なりずいぶん進化を遂げていたのです。とくに一番疑問視してきた適合については知らないうちに長足の進歩、これならOK、というより素晴らしいですね!こんなことになってるとは知りませんでした。
この先まだまだ進化するのだろうし、トップランナーなわけではない私が高額製造機に今すぐ飛びつく事はないはずですが、これから成り行きを興味を持って見てゆくことにしました。
歯科の未来は思ったほど暗くないですね。