「abfraction : 力の負荷によるたわみがエナメル質の破壊、象牙質やセメント質の微小破折につながると考えられている(歯周病学用語集)」
これ本当か??
症例: FV. '01 1 45y M 重度歯周病(治療経過は省略,ナイトガード使用中) いわゆる歯周補綴のmaintenanceで経過観察中、21,24の歯頸部の欠損が進行、13 12 43は著変なし。
咬合性外傷の要素が強いのなら上前歯のアタッチメントロスの進行、あるいはフレアアウトを起こすのではないか(クロスアーチスプリントではなく、前歯部臼歯部は連結なし)。ブラッシングによる磨耗では??
8年経過後となる'10、根面に窩洞形成はせず、洗浄後プライマー処理のみでCRを流し込んだ。歯ブラシの選択、ブラッシングの方向を再確認、修正を指導。さらにその後の経過観察は、、、
~'16、わずか6年の短期間ながら、歯頸部の欠損は停止しているように見える。