07MAY
'13 GW釣り三昧 Part2 クライマックス!
2013年05月07日
ここ数年、GWといえば糸魚川の名人に懇願して真鯛釣りが恒例となっていました。
新月にホタルイカが「湧き」、それを追って真鯛が釣れるのです。5.5が新月だというので夜中の12:00集合となりました。ボートの上で投光器で海面を照らして待つも鰯の大群が行き来するのが災いしてかホタルイカの群れは姿を見せず、ホタルイカは断念です。4時半仕掛けとポイントを切り替えて「鯛場」。徹夜明けの朝。意識朦朧としているなか、アタリがあって水面に姿を現したのは大物スズキでした。ところが強烈な「エラ洗い」にとりこみに手こずり、痛恨のバラシ!ラグビーでいえばインゴールノックオンですね。そのあと2回のヒットを確実にモノにしました。
糸魚川の名人は万一ボウズ(釣果ゼロのこと)だったときのためにと昨日の獲物を残しておいてくれ、どうぞどうぞとお土産にくれました。こちらからのお土産に,と思い釣りにでかけてムギイカを釣ってきてお土産にしましたが、よくよく考えればあまりにスケールの格差ありすぎ、でしした、いやはやお恥ずかしい。
これまでずっと、名人がプロ漁師顔負けの釣果を誇るわけは、彼の血液に流れる天性の狩猟カンなのだろうと思っていました。しかしそれは間違いではなくとも片手落ち、というもの。あんな近くに鯛場があることもあるのですが、仕掛け,ポイント、タイミングその他には、彼の(いい意味での)人扱いの上手さ、「人間総合力」にその秘訣があることがようやく解りました。大学ラグビー部時代は私が少し歳上だというだけの理由で先輩ということになってはいますが、彼のスケールの大きさは計り知れず、学ぶこと多大なのです。人生、歯科だけではないなあと気恥ずかしく思えてきました。
刺身、骨酒、カブト焼き、アラ汁。大物鯛とスズキを堪能しました。ぜひまた来年、お世話になりたいものです。