12JUN
P.Management of Molar Teeth
2012年06月12日
全般通して私が一番注目していたのはここ。2日め最後のセクション根分岐部病変でした。さっさと抜いてインプラント、ではなく、上顎根分岐部病変をどう考えてどう生かすかがPeriodontistたる姿勢や力量だと思うのです。そしてこの学会を象徴していると思うのです(あくまでも私の私見ですが)。
M.Tonetti(Italy)の結語は、「根分岐部病変は充分マネージメントが可能である。歯根分割や抜根のために抜髄すれば歯根破折のリスクを増やす、だから生活歯でいきたい。(←これ、なんと来月の臨床歯科を語る会分科会に私がすでに提出している症例の結論とそっくりではないですか!FB風にいえばいいね!の連発。)できるだけインプラントに置換することは先送りしたい」でした。当たり前のようにみえるけれど、きょう日そうではないようなのです。大変僭越ながらイタリアのPeriodontistを見直しました。