院長ブログ

2012年4月のブログ記事

30APR

鯛で呑もう!

2012年04月30日
「糸魚川の奇跡」ホタルイカ獲り放題+真鯛14尾!!('11 5.4記事『真鯛大爆釣!』https://www.makino418.com/blog/000-qol/)が忘れられず、一年間楽しみにしていました。土曜日診療を終えると北陸道を走り糸魚川へ教授を出迎えすし活で乾杯。駐車場に止めた車で仮眠。夜明け前から出漁しましたがまさかのボウズ(釣果ゼロ)に終わってしまったのです。しかしさすがタダ者ではない名人正司先生は、前日の釣果(70cm真鯛3枚、鱸1尾)のうちのひとつをはいどうぞ、と気前よくお土産に持たせてくれたのです。
さあて鯛のいろいろで呑もう。刺身、カマ塩焼き、シャブシャブ、煮付け
鯛づくし!.jpg
骨酒をまわし呑む顔を添え鯛釣り名人永野正司先生に感謝申し上げる次第です。
骨酒.jpg

24APR

過去最高の仕上がり、会心のスモーク!

2012年04月24日
カリカリに焦げめに堅く仕上げたのほうがお好みという方もありますが、外しっかりスモーク、中トローリは別の美味しさがあります。今回は会心のでき!
12 4smoke.jpg
今回のスモークは行く先がきまっているので、お裾分けも家人の口に入る分もほとんどありません。でもようやく解りました。炭火加減>時間>チップ加減の順なのです。GWにできるかな。
22APR

ブラキシズム〜歯根破折

2012年04月22日
下記症例の左側。'98 5初診。左下5歯根破折で抜歯、7根管治療終え保存するも歯質は脆弱。Virgin Teeth「4との連結を避ける目的で欠損部には2本のインプラントを埋入し'00 2メインテナンスに移行。ブラキシズム根分岐部.jpg
7年後、近心根に歯根破折〜Hemisection. その後5年経過し現在は安定している。
当初から脆弱な歯質であることは承知の上だったが、保存し7年間の時間が保てたことには意義がある。また56のインプラントを配することで4との連結を回避したことは4の保全に有効だった。初診から14年、補綴から12年メインテナンスが継続中。
22APR

根分岐部病変2度:失活歯+ブラキシズム

2012年04月22日
'00 2 右下72度、右下6は3度。それぞれフルーティングと歯冠分割で対応し補綴 
'02 8 右下7遠心根歯根破折発生
失活分岐部1.jpg
 '02 11遠心根抜根し近心根のみ補綴 しかし約1年で近心根も破折。夜間就寝時のブラキシズム。'04 4右下7部にインプラント埋入 しかし免荷期間である'04 8に近心根歯冠破折
失活分岐2.jpg
左:わずかな歯質しか残らないものの外科的挺出で保存 右:8年経過。最後方歯に受ける応力を支えられるとは思えないが、インプラントが防波堤となっていること、また歯根破折を契機に自己暗示療法、ナイトガードに積極的に取り組んでくれたこと、が幸いして予後は良好。現在メインテナンス良好に継続中。

22APR

下顎根分岐部病変Lindheの分類2度の長期予後:生活歯

2012年04月22日
炎症がコントロールされ垂直方向のポケットメインテナンス下にある長期経過の2症例。
上:初診時42yM 右下6 '97~'12 14年経過
生活歯下顎1.jpg下:初診時41yM   左下6   '92 ~'12 20年経過

「根分岐部病変は必ず予後が悪い。(積極的に)抜根?分割?再生療法?早期に抜歯して、、、、」というディスカッションがありましたが、生活歯ではそれにはあてはまらず2症例とも根分岐部の治癒形態はLJEでしょうけれども悪化の気配は全くありません。
19APR

石頭城('99トルファン/中国)

2012年04月19日
石頭城99.jpg
師事していたT先生らのツアーに便乗させていただいたシルクロードの旅。平山郁夫作品展にあった一枚「高昌故城」と同じくトルファンにある故城の夕暮れ。悠久の古城の静かなたたずまいから離れ難くなり、廃墟から山々を眺めていました。

14APR

「歯周組織再生療法」か??(とんでもない)

2012年04月14日

左X線写真が初診時として、おそらくこれをみた歯科医の大半の診断は「保存不可能で抜歯」となるのでしょう。
H岡根尖.jpg
右メインテナンス。根尖を超えたかと思われた骨吸収像が大きくゲイン?しました。
これの顛末詳細はいずれどこかで解説を加える必要あり、ですね。


10APR

認定医更新

2012年04月10日
臨床P学会.jpg
「日本歯周病学会専門医」が本命だから肩書きだけなら要らない気もするし、年次大会が臨床歯科を語る会の時期に近くて毎年欠席続きだし、、、、American Dentistryの影響が強くみえてなじみにくいし、、、、日本P学会認定医は返上して退会しようかと考えていました。でも捨ててしまうのも少し惜しくもなって今回は必要とされる手続きをして更新することにしました。

08APR

4.8/まきの歯科医院開院記念日

2012年04月08日
四半世紀前の今日もいい天気でした。
女岩4月.jpg
当時は25年後はおろか自分の10年先の姿も想像できず無我夢中で必死だったとしかいいようがありませんが、「20年も経てば借金も返済し終わってかえってボケになるんんじゃないだろうか、、、」くらいにしか思っていなかったものです。でも現実といえば次々に現われる高額医療機器導入のための新たなリース、老朽化してゆく医院の改築工事、年月を重ねるごとにふえてゆく人件費等、一向に楽になる見込みはなく、「自転車操業」は終生続くのでしょう。でも歯科臨床をこれだけやりがいをもって楽しんでいる自分も想定外だったといえるのでしょう。あと残り20年(くらいと思われる)の歯科人生を楽しんで全うしたいものです。
(写真は本文と無関係。今日、快晴の立山連峰をバックにした女岩です)
05APR

新スタッフご紹介

2012年04月05日
この4月から新スタッフを加え、スタートします。よろしくお願いします!

歯科医師:奥村紀子 2009年新潟大学歯学部卒業

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歯科衛生士:魚谷眞梨 2012 年石川県歯科医師会立歯科医療専門学校卒業

DH魚谷.jpg

01APR

デンタルx線写真

2012年04月01日
気になっていた仕事をひとつ終わらせたくて、今日も一日暗い部屋に籠っていました。
デンタルxp.jpg
今日は正確なX線写真写真の経時的変化からまたひとつ「掘出し物」がありました。デジタルX線写真なら抜歯の選択だったでしょう。デンタルX線写真もそう遠くない将来デジタル化せざるをえないだろうことは認めなければならないでしょうが、現行のデジタルでは残念ながら経時的変化が比較でき診断にたえられるような質のデジタルx線にはお目にかかった事がないのです。当然、そればかりみている歯科医の眼もそんなレベルに慣れっこになるのです。質の高いデジタルX線システムの開発を強く願う者のひとりです。

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