院長ブログ

2011年11月のブログ記事

27NOV

第12回富山剱の会スタッフミーティング

2011年11月27日
正確なX線写真、規格性ある口腔内写真で構成されたケースプレゼンテーションは美しく、楽しい。X線写真と同様、術前術後の歯肉の変化をみたら担当衛生士の力量がわかるというものです。またパソコンの画面をトレースしたというX線写真読解のためのイラストも斬新にみえました。
'11 SM.jpg

今回のスペシャルゲストの講演は別格でした。思わず身を乗り出して聞き入ってしまいました。しかもそれを私たち院長だけじゃなくスタッフみんなと一緒に聴けた事が何よりよかったのです。
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それにしても膨大な課題を背負ってしまいました。

23NOV

臨床P学会関西支部教育研修会

2011年11月23日

毎年、臨床歯科を語る会や日本歯周病学会等と連続し出席できないことから、実は「認定医」は更新せず自ら返上して退会しようかと考えていました。ところが理由があって思い直すことにしたところ、今回ケースプレをすることになりました。歯周外科で著名な先生らがずらり、、、しかし私としてはあえて真逆の内容で押し通すことにしました。ディスカッションでは座長が予め打ち合わせしていた内容とは違う質問をしてくれたことはうれしい反応、また休憩時間に数人から名刺を差し出されたのは何より手応えありの証左でしょう。私の今年の出番はこれにて終了。

臨床p会.jpg

午後のシンポジウム「歯周病と糖尿病の関連」のひとつ、口腔外科医の血糖値をコントロールして治療する講演はとても勉強になりました。「科」が違うんだなあと実感しました。


20NOV

富山県に氷河!

2011年11月20日

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下は「氷河」であるとされた立山剱の雪渓のうちのひとつ三の窓雪渓です。今夏、仙人池に向かう仙人新道から撮影した一枚ですが、こんな雄大なスケールの風景をみた帰り道、スキー場のゲレンデがいかにチンケにみえたことか。
三の窓雪渓.jpg
これまで氷河の存在は最南端がカムチャッカ半島といわれていましたが、その定説を大きく覆しわが富山県に存在したとは驚きなのです(あれ!?私はパキスタン北部のウルタル氷河というところに行ったことあるけど、、、)。下はこの夏に撮影した剱沢雪渓の定点観測です。夏にも残る万年雪である雪渓もわずか1ヶ月でこんなに大きく姿を変えるのです。
剱沢から.jpg
永久凍土「氷河」がいかにすごいことなのかわかりませんか!?

18NOV

ミラージュ会講演

2011年11月18日
新川地区のスタディーグループ「ミラージュ会」は魚津の3人の有志が中心となって始まった30数年の歴史ある会だそうです。旧知の顔と、私は初対面のひととが入り交じっているようでした。
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私が歯科の西も東もわからなかった新卒の頃、東歯大ラグビー部の大先輩森本先生(左)が、世界の歯周病治療に大旋風をまきおこしていたスウェ−デンイエテボリ大に何度も行かれ、リンデ教授を日本に紹介した岡本浩先生と懇意になり、富山講演をはじめることになって、私を誘ってくれたことがきっかけで私は歯周治療にのめりこんでゆくことになったのです。つまり森本先生のおかげで今日の私があるのです。今回の講演依頼はそのご恩返しの一端になれば、と思い快諾したつもりでした。

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糸魚川からこれまた私のラグビー部時代の後輩、「天草実弟」「今期巨大な真鯛を70尾(!)釣った」永野先生(右)が応援にきてくれました。おかげで急に元気がでました。ありがと〜!


14NOV

甘いものは歯にも脳にもよくない!

2011年11月14日
私は自分の子供たちには甘い物にはことのほか厳しくしてきました。甘いもの食べれば虫歯になることは当然だからです(ブログカテゴリー 臨床例:予防 参照ください)。半分は歯科医としての「意地」もあるでしょう。しかし思春期そして受験生になると屁理屈をこねて反抗するようになってきました。いわく「甘いものは脳のエネルギーになる」その説の真偽のほどは定かでないにしても、必死な受験生の親としてはかなり弱気にもなろうってものです。しかしこんな本が出たのをみつけました。ようやく私に援軍!
甘い物は.jpg
もうひとつ。メンテナンスが続いていてずっと問題がなかったはずの老人の歯頸部に、最近根面カリエスが多発するようになってきたのです。なんでかな〜、そんな患者さんが何人もいて不思議に思えていました。よくよく訊いてみると最近、老人たちのなかで「のど飴」を持ち歩き周囲のひとに互いに配るのが流行っているんだそうです。見ず知らずのひとにも「はい、ど〜ぞど〜ぞ」と配るんだとか。でもこれはゆゆしきことです。キシリトールタブレットにでも替えてもらえまいか、、、。




11NOV

リニューアルに自信あり!

2011年11月11日
オタク部屋.jpg
昨日は終日オタク部屋に籠りに籠った。途中、FBの某ウォールによそ見しがちで心乱れながらもほぼ一日、講演内容をすっかりリニューアルととてもいい仕事ができたのです。今にして思えば、過去のものはいまひとつ内容の整理がなされておらず、聴く人に理解が難しかったかもしれません。症例をいくつか追加し並べ替えたところ、ずいぶんすっきりまとまったと自画自賛。長丁場となる来年のセミナーもこれを基に枝葉をつければいけそうだ。
08NOV

B級グルメ?

2011年11月08日
ラーメンは好みがはっきり分かれるけれど、氷見の紋食堂のトロリとした豚骨スープの美味しさは他の追随を許さないと私は思っているのです。昨日、家具やの抽選で氷見牛カレーがあたった。うれし〜い!
氷見牛、紋食堂.jpg
昨年、日本歯周病学会が徳島でありましたがスケジュールがあわず欠席しました。後に徳島名物は鮮魚と牛肉とラーメンだと知りました。氷見と同じだ、行けばよかった、なんて残念に思えていました。
06NOV

歯と歯槽骨の挺出2:クレンチング 12年経過

2011年11月06日
'99 2:左上56にインプラント、7単冠セットから6年後の'05 対合である左下6を歯根破折で失ったが患者さん自身の希望で補綴せず短縮歯列。
骨ごと2.jpg
'11 10 7(setから12年、「6抜歯から6年後)左上7が挺出して遠心咬頭は下顎歯肉に接触、周囲の骨と付着歯肉が著明に増大している。近日中、再治療開始予定。


04NOV

歯と歯槽骨の挺出

2011年11月04日
左:初診、右:歯周基本治療後。左上7を抜歯に決定
KW挺出.jpg埋伏していた左上8は'05 2~'11 1の6年間に萌出したがその周囲の歯槽骨に注目。
8近心のCEJ(黄)は7遠心CEJ(水色)と同じレベルになるまで挺出した。歯根膜の挺出に伴って周囲の歯槽骨も挺出していることがわかる。
02NOV

'11臨床歯科を語る会Proceedigs

2011年11月02日
例年のような発表者の顔写真はなく、AAPの道楽プレゼンのごときは削除で参加者の記憶のなかに、、、余計な物は全て排除され、先日の「歯根膜活用術」同様そう分厚い本ではないのに充実した内容が敷き詰められた重厚な仕上がりです。

'11 語る会.jpg
そのp15にわが敬愛するC葉先生が後日談を実名報道してくれていました。ありがたくとても光栄なことです。しかし、私のなかでは実はこれにはまだ続きがあるのです。まとまったら他の場で披露できるよう、明日はまたオタク部屋に籠城します。


01NOV

Evidence~Experience~Emotion

2011年11月01日
私には似合わないうえ不慣れな作業、、、。ほとんどスタッフらに丸投げしてるくせになんとなく気になり続けています。そのせいではないだろうが、最近あれこれ不調が続くのでいったんここらでこの流れを断ち切りたい、、、。DH研究.jpg
そうこうしているうちにはや11月になってしまった。まだまだ先だと思っていた日程がひたひた近づいてきて急に焦りはじめました。そろそろ講演準備をしなければなりません。

ミラージュ会.jpg
いただいたリクエストは過去に各所で何度もやった同じネタ、、、。今回の聴衆のなかには、過去にきいたことある人はいないのだろうと想像していますが、以前の内容そのままというのも芸がない。より面白くするために、バージョンアップに集中する時間が必要なのです。

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