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7カ国語を自在に操る才媛美熟女K子さんが巨大航空会社を退職し、これからはドイツに住まわれるそうで、急遽送る会。
登場人物オヤジオ○サンは、それぞれ多彩なエピソードの持ち主ばかりですが、皆一様に30数年も前の高校入試の日の周りの様子など鮮明に覚えているのは何故でしょう。
毎日1,000通もの仕事関係のメールがきたというくらい猛烈に仕事したというK子さんです。海外在住となればもうお目にかかることもできないのかと思いきや,年に数回は帰国帰省されるそうです。こうした国際的セレブにとってはヨーロッパといってもそう遠い訳でないようです。
『この先歯医者の仕事ができるのもあと20年「しか」ない』なんて考える地道な私らとはスケールが異なります。
DH園子さんは新卒以来17年の長きに渡り勤務してくれていました。書道5段の腕前から繰り出されるルートプレーニングは全国トップレベル(と私が認定しています)、幾多の難症例も彼女の手によるものが多いです。’08GC学術講演会の大舞台で緊張に震えつつ(?)私と一緒に講演してくれたのもいい思いでです。真顔で「食事が喉を通らない」というひとを私はあの東京フォーラムの控え室で初めてみました。
昨年の電撃結婚からオメデタとなったのですが「10月の出産間際まで勤務したい」との本人の意向で大きなおなかを抱えながらもこれまでと何も変わらずにいました。ところが昨日、急に不調を訴え早退。今日になってわが釣り友ギネ医S先生から電話「仕事どころじゃない!即入院!!」という訳で突然のドクターストップとなってしまったのです。そんなわけでこれまでの仕事に慰労する間もなく急な退職となりました。しばらくしておちつかれたらあらためて感謝の意を表したいと思っています。
梅雨が明けたそうで、すっかり夏ですね。今朝は8時出漁と出遅れてしまい、キスは食べる分しか釣れせんでした。海がきれいだったのでちょっと潜って岩牡蛎の様子をみてきました。
「乱獲」の爪痕が多くポイントは荒らされていて岩の獲りにくい部分しか残っていませんが根絶やしにされるよりはいいでしょう。これくらいは15分くらいで獲れますが、剝くのは結構めんどくさい。
これは私の新作です。上:初診、下:1年後。左下7近心に注目ください。
骨欠損の修復に使ったのはUnbelievable Supernatural Osteogenic agent(C先生名言より)です。略してUSOです。
先日、座長のS地先生は外来演者に気を遣いやんわりとしか質問されなかったのは流石だなあと思いました。皆が思っていたであろう「咬合性外傷では?エンドは?歯石がたくさん残ってる、、、」の疑問は、「臨床実験」なのだから眼をつぶるとしても、そうした要素を上回るFGF2の威力が確かにあるということで納得することにしました。そして私(達)だったら、通法通り根管治療、咬合性外傷の除去、初期治療の徹底をして再評価の後にピンポイントで適用するだろうから、もっと確実な効果をあげられるに違いないと想像していました。
私は「ホケンへの導入」には反対です。ただでさえプローブやスケーラーを使うことがない(=歯周治療をしない)歯科医院が数多あるというのに、この新薬を「塗り」さえすれば治るんでしょ、という風潮は、より多くの初期〜中等度歯周炎が未解決になり、歯科医の「眼」も育たなくなると思うのです。
以上、あくまでも私見です。
人気(ひとけ)も少ない早朝のホノルルコンベンションセンターでのこと。ポスターを掲示し終えてうろうろしてたら私のポスターに何度も見入り、そのうち辺りを憚るようにカメラを取り出して撮影しているひとを見つけたのです!すげっ、いい反応だ。私は思わずその女性を逆盗撮?してしまいました。
そんなエピソードを夜の部で披露したところ、それまで黙って聴いていたK先生という方が「これは私の医院のスタッフです!」と言われたのです。いやあ、驚きました。この写真はK先生にお送りした次第です。
またしてもお土産やヒントをた〜くさんいただきました!座長も演者も臨床歯科を語る会きっての知性揃い、開業医なのに専門的研究者を凌駕するかのような考察も症例も驚くばかり、とても勉強になりました。
ゲストスピーカーの二宮先生もFGF2の威力を我々臨床家に端的に伝えてくださり、眼の肥えた歯科オタクの中でも充分な評価だったと思います。紹介者としても鼻が高い。
今年も臨床歯科を語る会はほんとに有意義で楽しかった!
最初は実行委員会からの依頼で仕方なく準備を始めた、というのがホンネですが、やってるうちにだんだんノッてきて分科会よりも「余興」の準備を楽しんでしまいました。
見にきてくれた人たちは、ハワイへ行った関係者以外は熊本新潟長野北海道東京と広範囲の中でももともと懇意にしているひとたちばかり。本人はプレゼンテーターズハイとなって楽しくやらせていただきましたが、ほんとは皆さん早く地酒の部屋に合流したかったかもしれません。