11MAY
歯科医師会役員
2011年05月11日
私はこれまで自分の歯科医人生の大半、22年の永きにわたり「歯科医師会学術部」の仕事をしてきました。県歯時代と通算すれば実に100回!の学術講演会に関わってきたのです。半分以上は日歯の下請け仕事である県歯とは異なり、市歯は誰の指図もうけず私の独断で企画することが可能でしたから自分の興味本位な話題、憧れの講師、とこれまでずっと自己中心的に楽しんできました。幸いわが臨床歯科を語る会には観客動員力のある著名な先生はいくらでもいるし、必ず参加者を満足させられる質の高い講演を実現しヒットを連発してきたことは誰の眼にも明らかだったはずです。そしてそのなかなら幾多の収穫も得てきてまさに我田引水。しかしそれもそろそろ潮時、後進に譲る決意をしました。ところが、辞任を申し出たところなんとその引き換えに(?)もっと重い役柄をさし向けられてしまったのです(右)。
ちょっと待ってください、そりゃ無理でしょ、私はそうした仕事には何の興味も関心もないのです。「器でも柄でもありませんからご勘弁ください」と固辞し続けましたがついに根負け、観念せざるをえなくなりました。あ〜あこんなはずじゃなかったのに、、、。