06MAR
重度歯周病と矯正治療
2011年03月06日
初診時30代男性。「歯並びを治したい」が主訴でしたがプロービングデプス全顎8〜9mmの重度歯周炎でした。歯周治療後全顎pd2~3mmに改善を確認、矯正治療は専門医山田秀樹先生にお願いしました。
矯正治療が終わりました、といわれても上顎犬歯遠心にスペースを残す、やや控えめな歯牙移動、、、それが私の眼には物足りなく思ったものでした。しかし経過を観察すること初診から5年、骨レベルは安定し歯肉はタイトに引き締まってプローブははいらないばかりか付着歯肉が増大してきました。良好な経過から矯正専門医の適切で妥当な判断だったといえます。さすがです。