30JAN
歯根膜による歯周組織再生3:GBRの前処置
2011年01月30日
外傷の予後10数年。左右11が激しくアンキローシスを起こしています。右1は連結冠切断で脱落。左上1をこのまま抜歯すれば骨レベルは大きく低下すること必至です。
2歯欠損を両隣歯を切削しないですむインプラントで修復をきめましたが、右上1は骨レベルがとても低くなる。骨造成の前準備として左上1の歯根膜を引き上げて骨を誘導、その後に右上1にGBRを行いました。骨が安定したので左上1はその役目を終え抜歯しました。平坦になった顎堤にインプラントの埋入は容易です。