院長ブログ

16DEC

超音波スケーラ&(VS.?)キュレット

2010年12月16日

私たちは、よくシャープニングされたスケーラーでのルートプレーニングで幾多の症例を制してきました。超音波スケーラーには多くを期待せずやってきましたが、ここにきて革新的とも思われる情報を入手、皆で実習しました。
%E8%B6%85%E9%9F%B3%E6%B3%A2S.jpg
これはキュレットが届かない部位なら効果絶大といえます。でもこの抜去歯牙にみるような頑固な歯石がついてるとそれの除去には時間がかかり効率が悪くてしかたがないのです。キュレットならさっさとツルツルにとれるでしょう。「近年歯肉縁下のプラークコントロールの概念がかわり内毒素は根面の深いところまでは侵入しておらずルートプレーニングは必要ないとのエビデンス云々」なんてこともいわれますが、そんなこと言ってては頑固な歯石はとれず治せないでしょう!?大事なことは「使い分け」なのです。今回の新テクニックの成果はいずれどこかしらで報告できるかもしれません。
 そんな折、「シャープニングが不要(いつまでも切れる)」というキュレットの情報!。もしそれが本当ならシャープニングのテクニックなんて不要になるが、キュレットを大量に消費する当院にとっての経済的効果ははかりしれないです。それはぜひ試したい!ということでこれ↓。
%E7%A0%94%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC.jpg
金色の刃部の金属が未だないほど硬いため、磨り減って鈍ることがない、ということらしい。これも明日から全員でモニター使用です。結果は本ブログにていずれご報告します。

カテゴリ

このページの先頭へ戻る