'10臨床歯科を語る会30回記念大会
パソコンなしで上京するはずでした。しかし、なんと出発間際になって連載の原稿を早く提出しなければならないことが発覚したのです。よもや忘れていたわけではない、てっきりあと1ヶ月後でいいのだと勘違いしていたのです。「原稿の締め切り日は必ず守る」ことを信条にしている私にはあるまじきヘマです。でもどうせ今回は身内の応援と「実行委員時代のコメントを2分で」のみ、ケースプレ等はない。よおし徹夜上等だ、今晩やるぞ!と心に誓いアルコールをセーブし前夜祭に盛り上がる会場をそっと抜け出して部屋に籠る。
自分ながらここ一番の集中力。真夜中にはなんとか帳尻をあわせた、ヤレヤレ。
さて翌日。いまや患者数県下No.1といわれる風雲登り龍Dr山崎。この日に向けて時間を厭わず周到な準備を重ねてきた。気合い充分だ。超難症例の見事な治療に観た人すべてが唸ったことでしょう。い〜ぞ〜っ!
富山県のエース組長Dr川上ももちろん、やや意地悪なコメントもさらりとクリアしさすがでした。二人に拍手、祝杯だ。私はレベルの高いわが劔の会メンバーを誇りにしたい。
会が終わるや東歯大グラウンドへ急いだ。ラグビー部員は後輩といえども私の息子世代。
「こんな『脳まで筋肉』のやつらが数年後には「センセー」になるのか、、、、』でもすぐに思い直した。「私もこいつらとおおかわりしない顔をした、まさに『同じ穴のムジナ』だった!」 みんな、勉強なんかしなくていい、走れ〜!