職域代表参議院選
生まれも育ちも保守王国富山の私はいつどんなきっかけだったか忘れましたが、大分前から「自由民主党員」でした。しかし数年前、自民党に一億円も裏金贈賄したとされる当時の日本歯科医師会長が有罪判決、その一方で収賄したはずの橋本龍太郎氏(故人)や野中広務氏らは知らぬ存ぜぬをつらぬき、結局証拠不充分でおとがめなし、、、。歯医者ごときお人好しのオバカの集まりだとなめられてるのです。贈賄する奴が悪いに決まっていますが、そのお金は私たち日本歯科医師会員が会費として上納しているお金に他ならないのです!では、民主党支持に鞍替えか、といえばそうでもない。子供手当も高校無償化も私は反対です。中学生と高校生の子供がいてそれを享受することになる私でさえ納得いきません。だってもともと自分が納めた血税が諸経費を差し引かれ目減りし一部だけ戻ってきたにすぎないのですから。
そんななか、歯科の職域代表として、私より4歳くらい若い女性の歯科開業医さんが立候補するのだそうです。そのひとを「囲む会」だというので行ってきました。
開業24年も経つってのに保険点数もレセプトもあまり興味がなく、ほとんど知らない(?)私ですが、ここはいたしかたないことです。それにしても元気よく「シカイシ党」としての弁を語る候補者を眺めながら「このセンセーにケースプレしろといったらどんな症例を出すのだろう、レーザーポインターはしまっておこう」なんて夢想してしまう私はやはり歯科オタクのひとりです。帰り際候補者と握手した右手が暫くいいにおいがしました。