28FEB
上顎智歯の長期経過
2010年02月28日
’88 3 20代女性 右上8が埋伏しています。
’98 6 10年後萌出を確認
’02 3 あまり変化はなく、このあと暫くメインテナンスを怠った
’10 1 22年後の40歳代後半。7」遠心にカリエスを発見。(8のせいでブラッシングが困難?)
左:遠心隣接のカリエスは縁下深い。8はもちろん保存可能ながら7遠心のメインテナンスに問題が残るため8の抜歯を決断
右:2w後、深い窩洞となったものの抜髄はなんとか免れた
メインテナンスを怠ってしまった反省でもあり結果論ながら、’03時点で抜歯しブラッシングが容易であればこのカリエスは防ぐ事ができたかもしれません。保存か抜歯かの判断は一様ではありません。