06DEC
「歯周治療なく固定」は悪化
2009年12月06日
歯科医である息子さんの勧めで来院された60代男性、根尖まで骨吸収の重度歯周炎。
下はこれまでに何度もご紹介しているケースです。年齢重篤度ともとても似ています。異なることは、今回の症例は歯が動くからといって近医にてスーパーボンドで固定されたことです。左上1右上3は隣在歯にぶら下げられていますが保存不可能。
「歯の動揺がひどい(がどうしていいのか分からない),とりあえず隣とつなげて固定しておきましょう」は悪化させてしまい本当に困ります。