'09臨床歯科を語る会新人発表
昨年「新人発表コメンテーター」を依頼されましたが、自分の手には負えない大役と固辞しました。しかし「依頼されたら断らない」の取り決めもあるというのに実行委員会に悪いことをしたと反省していました。著名な先生たちの前で私がコメントを述べること等不可能であっても、C先生がつけてくれた先鞭「コメントを著名な先生に振る」でならなんとかなるかな、と今年は腹をくくりました。
思い起こせば自分の新人発表は16年前。頂いた厳しいコメントに恥ずかしくて顔をあげられず会場から人が去るまでじっと待っていようとうつむいてクレンチングしていたのでした。それを思えばガチガチに緊張しているであろう新人がやりやすいよう入念な根回しをしてゆくことが今回の仕事と思っていましたが、、、、
プログラムの最初とあって非常に硬いムードが漂い、考えてあったいくつかのギャグは全て封印、こりゃどうも自分のペースにならない。そんなことを思っていたら、なんと自分のメモの字が不明瞭だったこともあって見間違えてしまい(!)時間を詰めなければならない場面で逆に引き延ばしてしまったのでした。ハラハラしてみている人たちから「時間が足りなくなるよ!」というメモを渡される前に自分でそれに気付き、焦りに焦りました。ご迷惑ご心配をかけた各位にこの場を借りてお詫び申し上げる次第です。
前日深夜まで予演と厳しいチェックを繰り返して発表の内容を煮詰めてゆく各スタディーグループの真剣な姿勢が印象的でした。そうして披露される新人とは思えない高いレベルのプレゼンテーション。そういえば昨年、当会のK先生には口出しすればウルサかろうと思い、なあんにもフォローしてあげず本当に申し分けないことをしてしまいました。