看板のない名店
氷見市北部中学校近く田んぼのなかにあるラーメン店は知る人ぞ知る超名店です。
ドアの上に暖簾がわりの「紋食堂」の表札しかないので連れて行ってもらわなければ普通の住宅とは見分けがつかず、本当に前を通り過ぎてしまいます。看板も広告もなければ表通りに面しているわけでもないので一見(いちげん)さんは来ようがないですが、まさに千客万来。お昼どきなど大変な大渋滞になるそうです。かつては、ボロボロのすりきれた畳を敷いた小汚い(失礼!)納屋で開業されたそうですが、お客があふれたため数年前に現在の建物を新築。とはいうもののおばちゃんとその娘さんのふたりで切り盛りしていて常に手が足りない。広告はもちろん営業努力や余計なサービスや気配りには無頓着にみえますが、ただただ「味」だけで大繁盛しているようです。来るお客さんも皆わきまえていて、注文もなかなかとってもらえなくても、誰も文句もいわずじっと待っているのです。電飾看板、電柱広告、新聞広告etc.でもモンスタークレーマーに困らせられたり気遣いさせられたりの我々歯科開業医には羨ましい話!?この店のメニューといえばラーメンの他にはうどんが各種。でも注文の8〜9割は500円のラーメンなのだそうです。これも数年前の値上げ前までは450円だったそうな。
このラーメンが美味いのなんの!豚骨スープはドロリとしながらしつこくはなくあっさりして余韻が口に残る。私は先週の初体験以来すっかり病み付きです。2月からの4ヶ月間で6kgもダイエットしたというのに、それも忘れてここばかりは大盛り+ライス(この店での最高メニュー!)。これから「釣りの帰りはラーメン」となりそうです。
先週の太刀魚リベンジとキス数釣りを目論み夜明け前から出漁しましたが寂しい釣果に終わりました。