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Q: メインテナンス期のクリーピングについて
2008年11月23日
A: 11月19日記事症例の経過観察より。この症例におけるKey Toothは右下犬歯で、歯列の連続性の維持はここを確実にメインテナンスできるかどうかにかかっています。犬歯遠心の歯肉の位置にご注目ください。10年の間にクリーピングしています。
歯肉は居心地の良い位置で安定しますが、メインテナンス期に必要なブラッシングは、急性炎症を消褪させるために必要なブラッシングとは異なり、オーバーブラッシングは要注意です。適切な圧や方向は歯肉の変化を観察することで確認します。歯間ブラシの使用は、クリーピングの可能性をなくしてしまう怒れもあることから、できることなら歯ブラシ一本で確実にプラークを落とせるようにしたいものです。