院長ブログ

03AUG

'08 雪渓登攀チャレンジ

2008年08月03日

日本海にあった低気圧から前線が伸びる予報だったので「久々にWSFでかっ飛べる」のではないかと期待しましたが、低気圧は北海道上空に去り、快晴の予報となりました。となれば行くしかないでしょう。午前中診療を済ませると、ラーメン屋でニンニクをどっさり入れて精力満々。立山ケーブルへ急ぎました。室堂着が3時40分。剱沢小屋へ急ぎ、貴重なシャワータイムに間に合いました。
 小屋のご主人佐伯友邦さんに長次郎雪渓の様子を尋ねると、紙の切れ端にスラスラとこんな手書きの地図を書いてくださいます。左は今回,右は'04のもの
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こんな地図を書きながら(多くは毎日のように自分の足と眼で確かめたであろう)現況や注意点を的確にアドバイスしてくれるのです。このリアルタイムな手書きの地図はとても貴重なのです。佐伯さんといえば「剱の大将」と称された名ガイド父文蔵さんから小屋を引き継いだそうですが、小柄でもの静かなたたずまいながら、日焼けした顔に刻まれたの深い皺からは幾多の遭難救助の修羅場が想像される、大きな人間力が垣間みられるひとなのです。朝3:30に出発するべく8:00に就寝しました。
(今日はここまで。この項,暫く連載です)

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