院長ブログ

16JUL

乳歯幹細胞

2008年07月16日

私が勤務医だった20年前くらいは小学校3~4年生で乳臼歯の交換が始まり、5年生でほぼ完了、というのが一般的でした。ところがその時期がだんだん遅くなってきていると実感します。最近では中学生でまだ乳歯がある子が普通、そういえば昨日中3の乳歯の抜歯をしました。以前では考えられない年齢ですが、これって進化?退化?
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うちの中学生もようやく乳歯がすべてなくなりました。

ところできたる9・14(日)日本歯周病学会臨床研修会+認定衛生士教育講演会を学会と高岡市歯科医師会で共催します。特別講演に上田実名古屋大学教授「再生医療の新展開 -乳歯幹細胞の有用性-」乳歯の歯髄からとった幹細胞を母親の顎堤に移植して歯槽骨を再生することができるようになるそうです。愚妻に欠損歯はありませんが脱落した乳歯が急に大事なものにみえてきました。これは本当に興味深いです。
乳歯2.jpg
臨床特別講演:吉江弘正新潟大学教授、認定衛生士教育講演:山岸貴美恵さん(谷口歯科医院)ほか認定衛生士によるシンポジウム、座長に伊藤公一日本大学教授 の豪華ラインナップ。
富山県下は勿論、石川県新潟県全域に案内配布をお願いしました。高岡市歯科医師会学術部が放つ最大のイベント、乞うご期待!

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