27JUL
初めての登山:Heaven and hell
2008年07月27日
この夏、全くの初心者数名を剱岳にご案内することになりました。しかしさすがに練習登山が必要だろうと立山三山縦走をすることになりました。そこにJr.が便乗、夏休みレポートネタを兼ねての初体験です。大丈夫だろうかと内心危惧していましたが、4代目の坊ちゃんは想いの外(?)に身軽なうえ疲れを知らないカモシカのごとくガイドにピッタリマークで問題なし。親子ともまっさら新品の匂いがする登山グッズを全身にまとった姿は微笑ましくもうるわしい。
雑草魂(?)2名も含めて午前中は山の雄大さや楽しさを満喫したのでした。
ところが午後に一転。小さなアクシデントが重なった上、急に天候が崩れ強風雷雨。しかも午前中に余裕をかませすぎてしまったために時間との闘い、室堂発最終バスに間に合うか合わないかの瀬戸際となってしまったのです。リーダーの状況判断ミスといわざるをえずこれには反省しきり。ドロドロの濡れ鼠状態、かじかむ手でようやく暖かいお焼きにかじりつくまでの数時間というものきっと生きた心地がしなかったことでしょう。でも泣きべそかいたりすることもなくよく頑張ってくれたおかげでようやく最終バスに間に合いました。
初めての登山でいきなり天国と地獄を垣間みた小2。つらい想いをさせてしまって申し訳ないことをしました。事故がなくて何よりですが、今日は山に軽くシメられました。