フェストゥーンが付着歯肉に変化2
歯肉退縮をおこし初診時にはほとんど付着歯肉が喪失していた右下4の辺縁歯肉に注目ください。
’98 ’03 ’08 とフェストゥーンから付着歯肉へと変化しています。
そしてこの間の同部位のデンタルです。
歯槽骨の吸収は停止して骨梁像の変化もみられ安定していることがうかがえます。
すなわち炎症がコントロールされたうえそこに適切な咬合力が加わることで歯周組織は安定した証としてフェストゥーンが付着歯肉へと変化するのではないでしょうか。
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歯肉退縮をおこし初診時にはほとんど付着歯肉が喪失していた右下4の辺縁歯肉に注目ください。
’98 ’03 ’08 とフェストゥーンから付着歯肉へと変化しています。
そしてこの間の同部位のデンタルです。
歯槽骨の吸収は停止して骨梁像の変化もみられ安定していることがうかがえます。
すなわち炎症がコントロールされたうえそこに適切な咬合力が加わることで歯周組織は安定した証としてフェストゥーンが付着歯肉へと変化するのではないでしょうか。
1時間後、洪水に流された大事な登山靴と(本当は捨ててもよかった)ボロ長靴は100mくらい先の道端でみつかりました。
それを探しているころ某国営放送のカメラが取材にやってきました。水はひいたあとなので私が撮影した衝撃映像をニュース番組に使っていただくことになり、テレビカメラにインタビューまでされてしまいました。
問題はこのあと。どうせ誰も気付くまいと思いきや、さすがN○Kのニュースですね。視聴率は高く「ニュースでみたよ、びっくり!大丈夫?」という電話やらメールやらいくついただいたことか。実は基礎を高く作ってある我が家に実害は皆無なのです。お見舞いなんて言われても「は?何のこと???」とピンと来ない始末。
私の「スクープ衝撃映像」のせいで余計なご心配をかけてしまった多くの方々に、この場を借りてお詫び申し上げたいと思います。
激しい雨がふっていることは知っていたが、外の様子を見に行ってびっくり!我が家の周辺が「川」なのです。生まれてこのかた初めてみる風景、、、。
私は水上生活者ではない。
しまった!今朝洗おうと外に出しておいた大事な登山靴がどこかに流れていってしまった!!
この夏、全くの初心者数名を剱岳にご案内することになりました。しかしさすがに練習登山が必要だろうと立山三山縦走をすることになりました。そこにJr.が便乗、夏休みレポートネタを兼ねての初体験です。大丈夫だろうかと内心危惧していましたが、4代目の坊ちゃんは想いの外(?)に身軽なうえ疲れを知らないカモシカのごとくガイドにピッタリマークで問題なし。親子ともまっさら新品の匂いがする登山グッズを全身にまとった姿は微笑ましくもうるわしい。
雑草魂(?)2名も含めて午前中は山の雄大さや楽しさを満喫したのでした。
ところが午後に一転。小さなアクシデントが重なった上、急に天候が崩れ強風雷雨。しかも午前中に余裕をかませすぎてしまったために時間との闘い、室堂発最終バスに間に合うか合わないかの瀬戸際となってしまったのです。リーダーの状況判断ミスといわざるをえずこれには反省しきり。ドロドロの濡れ鼠状態、かじかむ手でようやく暖かいお焼きにかじりつくまでの数時間というものきっと生きた心地がしなかったことでしょう。でも泣きべそかいたりすることもなくよく頑張ってくれたおかげでようやく最終バスに間に合いました。
初めての登山でいきなり天国と地獄を垣間みた小2。つらい想いをさせてしまって申し訳ないことをしました。事故がなくて何よりですが、今日は山に軽くシメられました。
50歳代男性。右下3部のみ付着歯肉喪失
歯周外科時、垂直性骨欠損を確認
経過観察。フストゥーンが厚みを増している
’08年、9年経過。歯根膜が喪失している遠心隣接だけは回復しないがそれ以外は付着歯肉に変化。
アメリカで購入してきたこのメンブレンは本当に信頼がおけました。
左大きな骨吸収、右設置後。骨補填材となじみがいいことが何より使いやすくスクリューでの固定など不要。
半年後、充分な骨幅が確保されました。
こんないい吸収性メンブレンでしたが、もう日本人には買えないのだそうです。どうして買い占めておかなかったのかと残念でなりません。
一昨日富山でも梅雨明け宣言でこの連休は海か山かの選択に迷いました。でもやっぱり海の日ですからハチメ狙いです。釣果はこのとおり
二人で3桁(100尾超、計測不能)の大爆釣、ハチメのクイ〜ンクイ〜ンというアタリ(魚信)の快感がまだ手に残っています。
近所知人にお裾分けしたあと最大のものは刺身にその次は定番塩焼き。そして小さめのものは唐揚げに、、、二度揚げするとこれがもう超絶!
頭から尻尾までカリンカリンで昨日から干しておいた牡蛎の一夜干しと相俟ってビールがグビグビグビ〜!。今日は実に良い海の日でした。来週は山(の予定)です。
中学生3人連れて海で牡蛎BBQ
「牡蛎って初めっからパックに入っているもんじゃなく貝で身を出すもの結構大変だとわかったか?」「あ〜美味い!」とバクバク食べる中坊らじゃなくてもアウトドアで焼けばどうしてこう美味いのでしょう。いわんや採れたて牡蛎をや。
ところで6月末にきれにに刈り取ったうえだめ押しにと除草剤まで散布した畑は?
なんと僅か1ヶ月の間に膝までのお花畑じゃないか!
これには怒り心頭、草刈機のエンジン音をうならせ振り回すこと1時間半、左術前右術後。でもこのペースでは月一でこれなんだろうか。あれ?医院玄関の南天は?
ちょっと眼を離すとこの勢いです。雑草のど根性。
私が勤務医だった20年前くらいは小学校3~4年生で乳臼歯の交換が始まり、5年生でほぼ完了、というのが一般的でした。ところがその時期がだんだん遅くなってきていると実感します。最近では中学生でまだ乳歯がある子が普通、そういえば昨日中3の乳歯の抜歯をしました。以前では考えられない年齢ですが、これって進化?退化?
うちの中学生もようやく乳歯がすべてなくなりました。
ところできたる9・14(日)日本歯周病学会臨床研修会+認定衛生士教育講演会を学会と高岡市歯科医師会で共催します。特別講演に上田実名古屋大学教授「再生医療の新展開 -乳歯幹細胞の有用性-」乳歯の歯髄からとった幹細胞を母親の顎堤に移植して歯槽骨を再生することができるようになるそうです。愚妻に欠損歯はありませんが脱落した乳歯が急に大事なものにみえてきました。これは本当に興味深いです。
臨床特別講演:吉江弘正新潟大学教授、認定衛生士教育講演:山岸貴美恵さん(谷口歯科医院)ほか認定衛生士によるシンポジウム、座長に伊藤公一日本大学教授 の豪華ラインナップ。
富山県下は勿論、石川県新潟県全域に案内配布をお願いしました。高岡市歯科医師会学術部が放つ最大のイベント、乞うご期待!
夏山登山のトレーニングのために徒歩通勤を再開しました。ところがこの数か月全く運動ナシのつけがたたりかかとまでがすっかりひ弱。初日でひどい靴擦れ、それが治らないうちに新たな靴擦れと日を追うごとに悲惨な踵です(グロい写真ですみません)。診療中痛くてびっこ引き引き不自然な歩き。
そういえば子供の頃、あせもは海にはいるとすぐに治ったし、ウインドサーファーだったころも大抵の皮膚科疾患は海にはいったら治った、、、。では傷の治りはどうでしょう?
海にはいったあと左数時間後、右翌日。少し痒いだけ、みるみる治ってきました。
結論:海は創傷治癒も促進する(らしい)。
(ちなみにこの間、消毒薬も含めて薬は一切使用していません。)
今年のファーストキス。今年は釣れはじめが遅かったうえサイズも小さいものの短時間にしてはまあまあかな。
何のゴミを釣り上げたのかと思ったら、、、、胴長30cmのタコ。
マリーナへ戻って素潜り牡蛎獲りへ。海中で割ったものの獲り損なった牡蠣の身をついばみに魚が寄って来てそのうちどんどん数が増え、数十匹の魚が私の体にまとわりつくようについてくる様子をおみせしたいものです。「このオヤジについていけば旨いものがくえるぞ」と評判なのかもしれません。
今日一日、朝食も昼食も食べずによう獲りました。今晩の食卓です
1. キス:天ぷら
2. 岩牡蛎:牡蛎酢&塩焼き
3. 蛸:タコ飯(タコのぶつ切り炊き込みご飯)
(アウトドア+炭火+ダッチオーブンならもっと美味いのに)
義歯やスプリント、テックなどを削るときに多量のレジン屑がでて診療室内も白衣も汚れてなんとかならないものかとずっと前から気になっていました。
ネットオークションで技工用エンジンを競り落とすことができました。技工士専門学校の名前がはいっているもののほとんど新品同様。技工士になることを断念した学生だそうです。
半田市のM井先生や救歯会M島先生のHPを参考に、技工用集塵器に家電店で掃除機を買ってきた掃除機のホースをカッターできればこのとおり。診療室内にまたしてもワゴンが一台増えることになったもののこれはとても具合がよく義歯やスプリントの調整ごとに床掃除することはなくなりました。ラッキー!
ところがこんどはパントモが動かなくなりました。21年前購入当時は最高級機(いい度胸だった)もついに寿命か、、、。代替機を使わせてもらいながら考えますが他の家電製品と同じく「こんな高額な修繕費を支払うくらいならいっそ、、、」となるのでしょうか。
これまで幾多の再生療法の症例をみても「こんなのレントゲンの角度の違いだけじゃね~の?骨梁の走行からしてあそこに歯根膜はない。レントゲンを治療してるだけだ。それにこの程度なら普通のフラップで、もしかしたらSRPで同じ結果かも。コストベネフィットバランスは?」などとうがった見方しかできず、ましてや自分が患者さんに行うなんてことは考えられなかった頑固な私でした。
しかしアメリカ歯周病学会サンディエゴで大阪大学村上伸也教授のFGF2をみたとたん「凄すぎる!」と態度が一変したのです。
英語では詳細はわからなかったため、どうしても日本語でききたくなって翌年にはご無理を言って高岡まで講演においで願いました。さらに日本歯周病学会、そして今回の語る会と都合4回拝聴しました。毎回バージョンアップされているうえ聴衆によって内容がかえられていることには驚かされました。
さらにS川先生の厳しい口撃(?)にも百点満点の完璧な回答。あのS川先生が低姿勢で「今日は勉強になりました」といわれたひとをはじめて目の当たりにしました。本当に頭のいいひとっているんだなあと感激しました。
「市販できるのはあと3年から5年」という数字は2年前とかわっていなかったことが残念でしたが、大阪発の画期的な歯周組織再生治療薬FGF2。世界に向けて一日も早く発信してほしいものです。
そして発売の暁には富山県下では当然当院が第一号となる所存。いい症例を出しますよ~!
私がこの10数年間ずっと一年で一番楽しみにまた目標としてきた合宿です(といっても毎回悔しい想いに歯ぎしりして帰るばかりでしたが)。内容については天草のブログに譲ります。
http://1933matsuda.com/column.html
さて1992年に初めて参加して以来、症例発表も担当も何もないのは今年がたぶん初めて。手ぶらです。わが富山剱の会の近藤先生の新人発表、富山のエース川上先生の恩師道場の応援に徹しました。
ふたりともご苦労さん!
この会では地元歯科医師会等よりずっと私の仕事や道楽などをしっている先生が多く、本当に心おきなく楽しく過ごせます。いずれが次期実行委員長かと目される Mr.Tuesdayや Mr.Implant Denture とは勝手知ったる互いのブログネタで大盛り上がりでした。
T岡先生もブログ出してよ〜。
臨床歯科を語る会で上京しました。
渋谷駅でのこと。山手線ホームに滑り込んできた電車をみたT浪先生が叫んだ「あ~っ、ブログネタだ〜!」 慌ててデジカメを取り出す手がもどかしい。
わが雨晴海岸の日の出が東京の街中を駆け巡っているのは少し恥ずかしいやらうれしいやら。それにしてもみなさんにネタの心配していただいてありがたいことです。
’07 9.25記事 「エンド?ぺリオ?(歯周組織の変化)」症例のその後です。
骨欠損の主な原因はクレンチングと診断しコントロールに努めてきました。X-Pの変化です。
診断用のスプリントにはくっきりファセットがみられます。
この患者さんのよいところは
1.プラークコントロールがきわめてよい
2.クレンチングを自覚していて自己暗示に取り組める
3.スプリント使用が苦痛ではない こと等です。
ずっと経過をみたかったのですが、残念なことにこの度転勤になり関東へ引っ越しされることになりました。やむなくこれ以降のメインテナンスはT先生に紹介状を書き、託すことになりました。
最近、富山湾はときならぬ鮪(まぐろ)の大漁です。今夜も刺身が美味かった!ところで
「よく学びよく稼ぎよく遊びよく食べよく呑む」熊本のスタディーグループKDMメンバーが数年前富山観光に来たときの話。鮨やで出されたものを口にいれたひとりが「旨っ!なにこれ?」といったのが鰤(ぶり)の塩漬け「いなだ」です。
そ〜か〜よかったなあ、そんなに旨いのなら今度お土産に、、、と思ってのぞいた乾物屋できいた話。
「いなだ」は鰤は鰤でも富山湾で獲れる寒鰤ではなく九州からわざわざ仕入れるのだそうです。なぜ?と不思議に思うのですが、富山の鰤だと脂がのりすぎていて不適なんだとか。「九州のひとに食べてもらうんだけど〜」「でもそれを富山で加工するから『富山名産』なんですよ」とのこと。
一昨年だかも臨床歯科を語る会地酒の部屋に送ったのですが、訳わからない酔っ払いの口にはいったらしく行方不明となったのでした。今年は「満寿泉」「米の芯」「立山」とともに「ホタルイカの干物」「鮎の酒粕漬け」「いなだ」と鱒寿司だけではない肴を手配いたしました。だれか絞ってたらす酢橘持ってきて〜。
*リンク: 天草の名門3代目 http://1933matsuda.com/column.html