院長ブログ

11APR

大学入学式に親出席は過保護?

2008年04月11日

昨年の今頃、親用の席が用意されていないからと入学式を断念(本ブログ'07 3.28記事「大学構内」)させられたことをいまでも後悔しています。今日こんなニュースとアンケートを目にしました。
日本武道館での東大の入学式で3000人の新入生をはるかに上回る5300人もの父兄がきたそうです。東大に受かった!と両親、場合によっては祖父(母)まで入学式にきたのでしょう。そんな大喜びしたい気持ちはよくわかります。。
それについて特別名誉教授氏が苦言を呈したのだそうです。「親は子離れ、子は親離れしてほしい」と。
子供の大学入学式に親が出ることは過保護なことなのでしょうか?
ヤフーアンケートでは数万人人中の約半数が「やっぱり過保護だ」ということのようです。

私見ですが、
例えば入試について行ってあれこれ世話をやくとすればそれは過保護かもしれません。でも入学式は子供が頑張った後の晴れ姿。それを遠くからでも見たいと思うのは子供が甲子園に出場したら親が応援に行くのと同じじゃないかと私は思うのです。
それに親としては「一丁あがり。あとは仕送り」なのだから、この先どんなひとたちとどんなところで学ぶのか、それを見届け一区切りつける、なのではないかと思うのです。
東大だろうが西大(そんなのないか)だろうが、次女、長男が入学の暁には私はなんといわれようと休診してでも入学式に行くのだ。

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