永年勤続表彰
15年以上勤続したスタッフがいたら富山県歯科医師会から表彰される、というのでDH畔川DH佐野の2名を推薦しました。
個人経営である歯科医院のスタッフに対して県歯が表彰してくださるのは、「継続して勤務してきたことで地域歯科医療に貢献してきた」という趣旨なのでしょうか。副賞までありがたく頂戴した次第です。来年にももうひとり控えています。
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15年以上勤続したスタッフがいたら富山県歯科医師会から表彰される、というのでDH畔川DH佐野の2名を推薦しました。
個人経営である歯科医院のスタッフに対して県歯が表彰してくださるのは、「継続して勤務してきたことで地域歯科医療に貢献してきた」という趣旨なのでしょうか。副賞までありがたく頂戴した次第です。来年にももうひとり控えています。
私の歯科臨床に不可欠な道具と思えていたマイクロスコープですが、LED懐中電灯の登場で使用頻度がさらに増えました。困ることはマイクロスコープで見なければ知らずに済んだことをまさに「目の当たりに」突きつけられてしまうことです。
昨日一日で4例も歯根破折を確認してしまいました。これは異常な数です。
上3例は臨床症状から察しはついていたことを眼でみて確認できたケース。
下はいくら根管治療をしても打診痛がきえないため「もしやと思ったら、やはり、、、、」のケースです。
多くは無症状に経過しているものの実際には失活歯のなかでかなり高い割合で歯根破折が存在するのでしょう。
「軽微な症状があるけれど理由がわからない」のは術者としてそんな歯がゆいことはありませんし患者さんから「ヤブ○○」呼ばわりされるのは不本意です。なので確定診ができることはいいのです。でも歯根破折となると「なすすべない予後不良宣告」であり、術者患者さん双方にとって不幸なことなのです。それを「知る」こと「告知されること」がほんとにいいことなのか悪いことなのか、、、。
「ペンライトか懐中電灯として売られているLEDのなかからサイズさえあえばマイクロスコープの光源に使える」と思いはじめたらいても立ってもいられなくなり家電量販店を覗いてみました。すると、、、なあんだ、秋葉原まで行かなくてもあるじゃないか。しかもこちらは怪しいMADE IN CHINAなんかじゃなくちゃんとした日本製だ。
柄の直径30mm(以内)は小さいLED6灯と「スーパーLED」と称する1灯だけど到達距離が長いもの、の2点で少し迷いましたがマイクロスコープは観察したい範囲が狭いので、より明るいほうの「スーパーLED」2,800円を選択しました。早速とりつけてみれば首尾よくイメージどおり!やった〜!!
K-Maxは完全コードレスで画期的ではあったものの、いかんせん充電システムが不完全だったことが悩みの種でした。また万一これが壊れた場合追加供給はできるのかという不安がありました。そんなことから電源コードを捨てきれずにいたのでしたが今度こそニッパーで切断、「不燃物」ゆきと相成りました。
秋葉原で30分程度しか時間がないことがわかっていました。
効率よく探し物をしたいので、「これにぴったりあうコンセント、この太さより細くてできるだけ明るいペンライトを探している」と説明できるよう写真をもっていくのが一番だろうと思い、デジカメに納めて持参しました。
LEDへの淡い期待はK先生のHPから。狙いはピタリ。難なく両方ゲットしました。
またしても総工費わずか数千円でDC電源、コードレスのLEDの両方に対応できる顕微鏡になりました。
×8〜×50に調整可能です。さて何に使おうか。
待てよ、、、よく考えてみたら診療用マイクロスコープにも同じ手が使えるはずだ!
被写体(口腔内)から少し距離があるので、これよりもう少し大きめのLEDペンライトをとりつければもっと簡素でランニングコストも安くさらにスタイリッシュになる。
また秋葉原へ行かなくてはならなくなってきました。
第一大臼歯近心に歯肉退縮。知覚過敏が主訴で根面カリエスも懸念されます。
メタルインレーをコンポジットに置き換え、口蓋から採取した結合織を粘膜下に移植しました。
術後1.5ヶ月です。歯肉の厚みが確保されたのでこのあとはブラッシングの方向と強さに注意してクリーピングを促します。6ヶ月後に比較してみます。
沖ではでっかい柳ハチメがばんばん釣れてるってのに北東の風で海が荒れ、出漁できません。悔しい〜!
やむなく朝から歯科オタクです。
ところでカメラ屋のIさんが「閉店するカメラ店の商品をひきとってきた。用途も使い方もよくわからないけどもし必要なら」とZEISS社の顕微鏡を無償でくださいました。
交換レンズもついているしっかりしたものですが、いかんせん電源コードがみあたらないとのことで現在は使えません。
以前にも無料でもらった耳鼻科用の顕微鏡にK-Maxをつけて大成功したことがありましたが(本ブログ2006 6.30記事マイクロスコープ)、2匹目のドジョウを狙っています。どなたか入手先ご存知なら教えて〜。
電源コードは断念してLEDなり何なりに替えても構いません。記録用にポラロイドカメラがつけられるようにもなっていますが、ついでにここにデジカメが接続できたらもう最高なのですが。
明後日上京するので時間があればどこかをうろついて物色してみます。
次女の合格発表も無事終わってやれやれ。(でもいかんせん写真がありません。)
さて私にはかつて3人の子供たちがいて幸せに暮らしていたのですが、中学生にもなると反抗期だか思春期だか知りませんが、親離れされてしまいます。健全な成長過程だとは思うのですが、娘ふたりはすでにいないも同然。そんな「かわいげない年齢」未満も残すところ最後のひとり。小学校の卒業式でした。お兄ちゃんの学ランを着てみた子供たちみたいで初々しい。
歯科バカオヤジにはあり得ないことですが、平日にもかかわらずクラス39人中お父さんが10数人も出席されたそうです。式を終え教室に戻ると担任のK先生の涙につられてクラス全員号泣となったそうです。
K先生は気持ちのはいった先生でした。熱きご指導ありがとうございました!
自分の釣果は自分ですべて捌けるようになりたいものだと思い、自分専用の包丁を新調することにしました。まず頭に浮かんだことは「ルートプレーニングの出来不出来はキュレットのシャープニングの出来不出来に左右されるといっても過言ではない。魚をきるのも同じに違いない。いい砥石と確実な技術が必要だ」
8kgオーバーの寒鰤を捌くための大きい俎板はネットオークションで朴の木の60cmをみつけました(安いけど送料のほうが高かった)。
釣った魚で練習するのですが、ためらい傷がミンチを作ってなかなかきれいにはいきません。
悩んでいたら近所の魚屋のKさんが特訓してくれることになりました。
来年の寒鰤までには包丁と腕を磨いておきます。キトキトの鰤の刺身と塩焼きをして皆で呑みましょう!
当面はスモークチーズとベーコン、そして豚骨スープで煙に卷くことにしました。
りんごマークのパソコンを初めて買ってから10数年、過去7〜8台買ってきました。
かつては周辺機器あわせると100万円近くにもなり銀行ローンが終わる前にバージョンアップして、、、ととても大変でしたがここ数年間はG4で安定していました。用途としてはワープロ、ネット、Eメール、ケースプレゼンテーションと症例写真の保管が多くの比率を占めてきました。
ところが世界レベルでMacの占めるシェアはわずか3%にすぎないのだとか。ウインドウズじゃないと使えないソフトに出くわしては肩身の狭い思いをしてきました。Macユーザーというと極めて稀な人種のようです。歯科医とデザイナーだけなのでしょうか。
でもこと口腔内写真に限っていえば歯肉の美しさやリアリティ−はウインドウズpcよりもMacを使ったプレゼンが圧倒的に優位なようです。何故なのかは詳しく知りませんが、外人を含め誰のプレゼンをみてもそうです。そんなことから世界レベルで少数派といえども鞍替えする気はありません。
ところがある学会提出書類と診断用フリーソフトがウインドウズ、しかもX-P限定というではないか。
やむなく観念せざるをえず、一台追加となりました。仕方がありません。
この10数年間「わしゃりんご派だから、窓たちはわからん」と逃げ回ってきたせいで使い方がさっぱりわからない。誰か助けて〜。
今回は富山剱の会が全国に誇る歯科麻酔スペシャリスト立浪康晴先生にお願いしました。(またしても担当理事独断選考人事か!?)高岡市内外から120名の参加で大盛況となりました。
父方母方双方の祖父から歯科医である名門の出生に加え、天性の明晰な頭脳を永い研鑽で磨いて来たまばゆいばかりのキャリア。現在全国レベルでの活躍をみせる講師。冒頭、同席されたご両親に謝辞をのべるあたりまさに「歯科医の品格」が垣間見えました。
アシスタントインストラクター3名の応援も効果絶大。素晴らしいスタッフ研修会に仕上がりました。拍手!
インターネットで「抜けた(抜いた)乳歯はどう処分するのが正しいの?」なんていう疑問に多くの書き込みがあるのをみつけました。多くの人が未だに「上顎の歯は地面に投げる。下顎の歯は屋根に投げる」なんて結構真面目に信じているようです。大事な我が子の成長の記録、身体の一部だというのにもったいない話です。大事に仕舞っておけばいいことを誰か教えてあげればいいのに。
こちら「虫歯も修復物もない永久歯列の姉妹(本ブログ「予防」'06 6.3記事)」の乳歯です。
そういえば低学年の頃、学校で抜けて自宅に持って帰ろうと思っていたら見当たらなくなって大泣きし担任の先生を困らせた、なんて騒動もあったっけ、、、。あれ!?矯正のために便宜抜去した第一小臼歯は??
次女になるともっと手際がいいです。抜けた日付入りがベストです。
これらはいずれ娘たちが巣立った後に残る「形見」となるのでしょう。
私の「会長」職が無罪放免となるサッカースポーツ少年団伏木FCの卒団式を行いました。
子供たちは最初、賞状や記念品等をいただいてにこやかにしていましたが、監督コーチらに感謝の作文を読み上げることになってから雰囲気は一変しました。大柄だけど泣き虫のUくんが口火をきると全員涙。涙涙で途切れることしばしば、となったのでした。
子供たちはこれまで指導者から「部員」としての扱いで、学校や家庭にはない厳しさをもって教えられてきました。彼らにとって生涯残るいろんな思い出が皆の心にわき上がり万感こみ上げてきたのでしょう。
実は私も↑をみていて両瞼から熱いものがポタポタと、、、。『みんな、よう頑張ったぞ〜!』
素晴らしい卒団式に感動しました。
これまで指導いただいた監督コーチ、チームメイトそしてあれこれ協力いただいた父兄に感謝です。
先週立山山麓で凍えていたころ、富山湾にはいまだかつてない津波がおこったそうです。こちら国分沖でも一文字堤が大きく「ずれる」という前代未聞の衝撃です。
人的被害はなかったからいいようなもののこんな巨大なコンクリートの固まりが動かされるのだから自然の猛威には驚きです。実はここは「黒鯛の楽園」。この割れ目は60cm級の黒鯛のアパートになるかもしれぬ。だったらうれしいなあ。いずれ突撃レポートいたします。
また万葉埠頭の公園はこのような状況でした。アスファルトが破壊され人間の力では動かせないコンンクリートブロックが散乱しています。
雨晴マリーナといえば、、、
あれっ?桟橋の係留アームが左側がすっきりない、、。大波が向こう側にみえる防波堤を越えて押し寄せて左側に係留してあった3隻がアームごと沈没したそうです。
恐ろしや、、、。