26OCT
ポンティック下の骨造成
2007年10月26日
左:ブリッジ脱離で来院。セメントウオッシュアウトらしい。
'90 ~'00 右下6ポンティック下に著しい皮質骨の造成がみられる
右:ポンティック下の歯肉疼痛を訴える。ポンティック下の骨に伴って歯肉もあがり、ポンティックに強く接するようななったためで、歯間ブラシ不使用による歯肉炎とは異なる。
右下5歯根破折。6ポンティック下皮質骨が造成。
(光弾性実験の写真は「歯科臨床とバイオメカニクス」伊藤秀美訳クインテッセンス出版 より引用)
上記3症例の共通項はクレンチングが強いKr.であること。
ポンティックと支台歯間に応力が加わり続けると、ポンティック下の骨が押され、その結果として皮質骨が造成をきたすことは、バイオメカニクスから説明できそうである。