(自称)「ラグビーばかおばさん」
K子さんが「今、秩父宮ラグビー場にトップリーグ決勝を観に来てま〜す」というメールをくださいました。
今日の決勝はバックスタンド通路まですし詰め状態で大変なのだそうです。
K子さんはコアなラグビーファンで観る眼も鋭い。社会人大会の観戦が主流だそうです。
私たちの青春時代は本当にラグビーが人気で当時女子大生はみんなラグビーファン(だと思っていたのは私ひとりかもしれません)。昨今のサッカー人気もなんのその彼女がラグキチを20数年間持続しているのはうれしい限りです。
先日、私が観そこねた「情熱大陸:早大監督中竹竜二」のビデオも送ってくれました。私は5回みました。とてもよかった。K子さんありがと〜!
一見普通のサラリーマン然とした彼だが、一流企業を退職し早稲田の監督を引き受けた中竹氏。
シーズンはじめクラス別チーム編成のメンバー発表をきいて「なぜ自分が下位チームになるのか、納得いく説明をしてください」と監督室に問い質しにくる4年生。皆人生を賭けているのです。
赤黒ジャージを着て満員の国立競技場にたてば「タックルにいって死んでもいい」と思うにちがいありません。ラグビーとはそんな「真剣勝負」なのです。
早稲田が大学選手権決勝で関東学院に敗れたあと中竹監督が選手を集め「今日負けたのは全て監督である俺の責任だ。本当に申し訳ない、済まない」と言ってた言葉をきき、思わず私も目頭が熱くなってしまいました。
私は高校生の頃「キックオフワセダ‘77東伏見ドキュメント早稲田ラグビー」「熱闘早稲田ラグビー 荒ぶる魂の記録」という写真集を手にして以来30年来の早稲田ラグビーファンです。東歯と早稲田の2択で実際に受験もしましたしラグビー部現役時代は東伏見に何度も足を運び練習を間近でみて「展開力ある小型フォワード」の練習を研究したりしたものでした。
サッカー人気に押されマイナーな競技に成り下がったようにみえ、ここ数年我々元ラガーメンとしては残念だったのですが、今日の満員御礼の秩父宮ラグビー場はラグビー人気復活の兆し。溜飲が下がる想いです。