05JAN
歯槽堤形成術 Edran-Mejcher法(二次上皮化法)
2007年01月05日
術前。骨の幅は充分あるものの頬筋が高位に付着しているため歯槽頂付近まで可動域となり、補綴物の障害となります。相対的歯槽堤形成術としての口腔前庭拡張術の適応症といえます。
粘膜、筋膜、骨膜をきりわけ骨膜を大きく下方に位置させて縫合します。
5抜歯窩周囲にあった骨鋭縁のためフラップに穿孔をきたしてしまいましたが、目的は達せられ充分な歯槽堤が確保されました。新たな筋付着部位は歯槽堤の下方になります。裏返ってみえるところは本来骨面についていた骨膜の内側。術後疼痛腫脹もなくあとは治癒をまつだけです。