09DEC
Mr.タックルマン
2006年12月09日
元ラグビー日本代表右フランカー石塚武生氏。170cm71kgとごく普通の体格ながらタックルの激しさは超一流。'80年代当時世界一といわれたウエールズ代表の快速ウイングJJウイリアムスをブラインドサイドからのバッキングアップでゴール寸前で阻止し、190cm95kgの大型FB、JPRウイリアムスを一発のタックルで仰向けに倒した。外科医でもあるJPRが自分の腰に食らいついてきた小さな男を驚いて見た姿が印象的だった。「小よく大を倒す」ことに憧れる私は、コマ送り連続写真やビデオを何度も何度もみて彼の走るコースをイメージに焼き付け、タックルバッグではなく腕が回らないくらい大きいダミーを何本か並べて連続して倒したり、あえて条件の悪い炎天下や雨の日に坂道ダッシュを繰り返すといった独特の個人練習をまねた。そして念願の石塚氏と同じ背番号7をいただいた(今思えばスポ根マンガのマネっこのガキみたいだ)。
そんなこと私はすっかり忘れていましたが、大学時代の後輩が全国各地をまわっている石塚ラグビー教室にいって著書を差し出し自分ではなく私の名前を書いてもらってくれたそうです。ありがと〜。