10OCT
2世部員
2006年10月10日
N先生。口外大学院生当時、我々部員が鬼と恐れる先輩コーチだった。土曜の夕方、厳しい練習も終盤ポプラ並木に夕焼けが落ちはじめるころにようやく現れ、それから猛特訓が課せられた。ゴールラインを境にFW数名ずつボール争奪戦(ほとんどケンカ)、負けると100mダッシュの罰。それが延々続いた。そんななかからゴールラインを目にしたときの緊迫感や闘争心が叩き込まれ、根性練習が奏功して走って闘う小型FWが鍛え上げられた。
そのN先生がマイクを握って「私は二人の息子たちに小さい頃からラグビーを教えてきた。そして今、こいつらが後輩部員として一緒に今日のゲームを語る。こんな幸せなことはない!」
自慢する父、はにかむ息子。実にいい光景でした。