院長ブログ

10SEP

Wind & Surfing

2006年09月10日

夏の終わりのキャンプ準備のビーチの駐車場で、10数年前よくウインドサーフィンのゲレンデで会った懐かしい顔数名に会いました。数年前、自分の休みに吹かない風にしびれをきらしサーフィンに転向したというのです。そういえばウインドサーフィンは最近、世界レベルで人気がなくなり、かわってサーフィンが流行っているようです。日本での流行はキムタクら芸能人の影響もすくなからずあるみたい。それになぜかどこへ行っても強風が吹かなくなってきた。これはほんとに不思議です。あれほど多くのスラロームボードがカッ飛んでいたサイパンマイクロビーチでもほとんどウインドサーファーはいないというし、ウインドパラダイスのようだったグアムココスは飯島夏樹氏なきあとどうなっただろう。ハワイマウイ島は?
「昔、むちゃくちゃ寒い冬、でっかい波に巻かれ強風に吹っ飛ばされて、何度『ヤバい、死ぬ』と思ったことか。死ななくてほんとによかった」なんて笑い合いました。暫く彼らの波乗りを眺めていましたが、では自分もこれからこれに挑戦してみようというモチベーションには至らず、高岡市歯科医師会主催のイベントに行かなければならなかったので海をあとにしました。
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A本アナ 講演会が終わって外に出るとまだビュンビュン風が吹いている。ウインドを未だに卒業しきれないでいる私はいそいでボードを積み、海へ向かいました。ところがゲレンデに着いたのが四時。ちょっと遅いな、これからセールをセッティングして、、、と思うと気が重くなってやっぱりやめてしまいました。
自分ながらほんと情熱がなくなった。それならいっそスッパリやめればいいのですが。
沖を眺めてみるとウインドが数艇走っています。どうやら隣の浜からでているらしい。誰だろう?
そばに行ってみるとワンデザインのボードやリグをトラックに積んだ若い男女の見慣れぬグループでした。金髪、モヒカン、ピアスその他様々、東京から遠征してきた「A学院大学ウインドサーフィン部」だそうです。この近くの民宿に泊まって合宿なんだとか。
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「地獄の」と形容詞につくと決まっていた我々の夏合宿とは程遠い楽しげなウインドトリップ。今時の若者たちはこんなライト感覚なサークル活動なのでしょう。夕方には「陽だまりの湯」でも寛いでいました。
思えば彼らは20才そこそこ。私があり余っていた情熱をかけたラグビー部を引退し余興にウインドサーフィンを始めたころ、彼らはまだ生まれてもいないのです。年齢ダブルスコアでまだ余る。思えば歳とったなあ。
今更ながら時の流れと自分の経てきた年齢をあらためて重く実感しました。

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